不動産会社の入居審査ではどんなことがありますか?

スポンサード リンク

収入と職業は重要項目

入居審査の中で、収入と職業は、対になった項目と言っても良いでしょう。収入の出所は、その人の職業によるものです。その人の職業が安定していれば、自ずと収入も安定したものと判断されます。しかし、こうした概念が、必ずしも通じるとは限らない場合もあります。

現代には、様々な働き方があります。契約や派遣という形で仕事をしている人もいれば、フリーターとして働いている人もいます。また、職業も様々あり、タクシー運転手でも、会社に属している人もいれば、個人タクシーとして働いている人もいます。このように、働き方も職業も様々ある中で、収入の判断となるものは、やはり、安定です。安定を想像出来る働き方、職業の人は、問題なく入居審査に通る事が出来ます。しかし、フリーターなど、仕事が安定していないと判断されやすい労働形態の場合には、収入が多くても、顔をしかめられる材料となるようです。また、イメージのあまり良くない職業の場合にも、あまり良い印象をもたれないようです。

収入と職業を、いわば、世の中のイメージで判断されてしまう理由には、将来的な問題があります。契約して、家賃を払って、初めて賃貸アパートやマンションは住む事が出来ます。ですから、家賃が払えなくなる心配を抱えた人に、安易に家を貸す事は、大家にとってはあまりにも大きなリスクとなるのです。また、それを依頼されて客に紹介し、契約を取って経営をしている不動産会社においては、大家からの信用を失う要因となり、商売にならなくなってしまいます。そうならない為にも、確実な人が欲しいわけです。その確実性を見出すのが、収入と職業なのです。将来的にも家賃を払っていけると判断出来なければ、頭を縦に振るのは難しい事なのです。